環境、社会、経済のサステナビリティ

イベリコ業界は、より持続可能な食料体制へ向けた移行に関し欧州グリーンディールとそのコミットメント（2050年までの気候中立の達成）に参加し、国連が掲げる持続可能な開発目標 (SDGs) と協調しています。こうした意味で、同業界はクリーンで循環型の経済の枠内で資源の効果的な利用を主張し、その生産活動が環境にもたらす影響を軽減し、エコロジカル・フットプリントを補償しています。

イベリコ業界の環境へのコミットメントは絶対的ですが、農村地域の社会・経済発展についても重視しています。何年も前から環境についてのコミットメントを強く反映する一連の事業を実施している他、農村社会の社会経済的な仲介役としての重要な役割を強化しています。

カーボンフットプリント

– CO2の吸収源としてのデエサ。
– 天然飼料と近隣栽培（穀物）の推進。
– 温室効果ガスの削減。
– 森林再生によるエコロジカル・フットプリントの補償。
– カーボンフットプリントの最小化計画（老朽化機器から効率的な機器への交換、電力消費の削減、清掃用水の温度の管理など）

ウォーターフットプリント

– 水の持続可能な管理。
– 水の消費の最適化。水の使用を直近年より30%削減。
– 地表水および地下水の漏出や汚染のリスクを防止するため、柵付きで防水仕様の貯水池の建設の義務化。

再生可能エネルギー

– 再生可能なエネルギー源からのエネルギーの推進。
– エネルギー消費の削減。

廃棄物管理

– 使用済み容器の廃棄物の管理計画。
– 度しか使用していないプラスチックの削減。環境により配慮した容器。

社会的サステナビリティ

– スペイン農村地域の経済的動力源となり恵まれていない地域においての活性化。
– 農村地域の中核化。ヨーロッパ全体の人工的課題に対する解決策としてのイベリコ業界。
– 富と雇用の創生。人々の将来の保証。過疎化の危機にある地域に住む住民の定住化への寄与。
– 女性の雇用率50%を達成するため機会の均等化の推進。
– 関連業界の雇用の支援、スペインの科学技術進歩に寄与しながらの研究開発のための重要な活動の立ち上げ。
– 地元または近隣のサプライヤーへの企業振興（補助的産業、飼料、専門サービスなど）

経済的サステナビリティ

– リデュース、リユース、リサイクル (3R) を前提とし、チェーン全体において循環経済を強化する。
– 企業の社会的責任 (CSR)
– フードチェーンにおける公正な経済的効果。